「高血圧→塩分控える」とも限らない
昔なにかで読んだんですが、おじいさんは朝ご飯の味噌汁を飲んでこんなことをおっしゃったとか。
「この味噌汁塩辛すぎる。これじゃ体に悪い!」
そして次におじいさんが出た行動は…
ポットからお湯をじょぼじょぼと注いで薄め、全部飲み干す。
おじいちゃん…それじゃ結果は一緒です。。。
ところで、どうして塩分摂りすぎが体に悪いんでしょう?
これはみなさんよく聞いたことがあると思います。
「高血圧」の原因になるといわれていますね。
でも、どうして塩分を摂ると血圧が上がるのかを知っている人は、意外と少ないのではないでしょうか?
血管は血液の流れる量によって太くなったり細くなったりします。
血液がたくさん流れてきているのに、血管が普段の太さのままだったら血液が通りにくいですからね。
で、この血管の太さの調節がうまくいかなくなって血圧が高い状態がずっと続く症状を高血圧、血圧が低い状態が続く症状を低血圧と呼んでいるわけです。
そして、血管の太さの調節に密接にかかわっているのがナトリウムとカリウムという栄養素です。
血液中にナトリウムが多いと、血管がきゅっと細くなります。
逆に血液中のカリウムが多くなると、血管は広がる仕組みになっています。
さて、塩分の話に戻りますが、「塩」というのは化学では「塩化ナトリウム」といいます。
つまり、「塩素」+「ナトリウム」でできているのです。
もうわかってきましたね。
塩分を取りすぎるというのは、体内にナトリウムがたくさん入ってくるということで、血液中のナトリウムが増えることにつながるんです。
そうすると当然血管は細くなって、血圧は上がります。
さて、ではどうすれば高血圧を予防できるのでしょうか?
「塩分取らなきゃいいじゃん」っていうのが常識ですよね。
お医者さんに「塩分を控えてください」といわれたお父さんのなんと多いことか。
でもよく考えてください。
すでに説明したとおり、血管の太さは塩分だけで決まるのではありません。
カリウムを忘れてもらっちゃ困るわけですよ。
少し統計的な話をすると、東北地方の人は血圧が高めです。
これは、寒い地方では昔から冬の保存食として塩漬けにしたものを多く食す文化があって、今でもやたら味付けが濃いからなんです。
食文化の都合上、塩分取りすぎの傾向になってしまうんですね。
しかし、青森だけは例外です。血圧低いです。
これはりんごがたくさん取れるからといわれています。
りんごにはカリウムが豊富に含まれていますからね。
※と思ってたら、最近のニュースで青森県の高血圧患者が急増しているという話を聞きました。最近はあんまりりんご食べないそうですね。。。(青森県民談)ちなみに、沖縄でもアメリカ型の食生活が普及した影響からか、肥満の人が増えてきてて、長寿の県の地位も危ういとか。
この例からわかるように、塩分を減らすことだけが血圧を下げる道ではありません。
カリウムの量を増やして、ナトリウム:カリウムの比率を正してあげることも、高血圧予防には効果的なんです。
こういうことを無視して、「高血圧→塩分減らしなさい」というマニュアルを信じてしまってはいけません。
ちなみに、高血圧の人の内、塩分を控えることで血圧が下がる人って、3〜4割だと言われています。
塩味は人間にとってすごく魅力的な味です。おいしいじゃないですか。
それを我慢するより、おいしいりんごを食卓に加える。
そんなプラスの発想の栄養学があってもいいと思います。
まあどちらにしても、味噌汁を薄めて全部飲んでしまうのは意味ないですけどね。
※高血圧は栄養学の観点以外にも原因になる要素はたくさんあります。腎臓の機能不全で血圧が上がっていることもあるし、前回のテーマで扱ったストレスも原因になりますね。なので、きちんと医師に相談する必要があります。それに加えて自己管理もきっちりやりましょう!
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「この味噌汁塩辛すぎる。これじゃ体に悪い!」
そして次におじいさんが出た行動は…
ポットからお湯をじょぼじょぼと注いで薄め、全部飲み干す。
おじいちゃん…それじゃ結果は一緒です。。。
ところで、どうして塩分摂りすぎが体に悪いんでしょう?
これはみなさんよく聞いたことがあると思います。
「高血圧」の原因になるといわれていますね。
でも、どうして塩分を摂ると血圧が上がるのかを知っている人は、意外と少ないのではないでしょうか?
血管は血液の流れる量によって太くなったり細くなったりします。
血液がたくさん流れてきているのに、血管が普段の太さのままだったら血液が通りにくいですからね。
で、この血管の太さの調節がうまくいかなくなって血圧が高い状態がずっと続く症状を高血圧、血圧が低い状態が続く症状を低血圧と呼んでいるわけです。
そして、血管の太さの調節に密接にかかわっているのがナトリウムとカリウムという栄養素です。
血液中にナトリウムが多いと、血管がきゅっと細くなります。
逆に血液中のカリウムが多くなると、血管は広がる仕組みになっています。
さて、塩分の話に戻りますが、「塩」というのは化学では「塩化ナトリウム」といいます。
つまり、「塩素」+「ナトリウム」でできているのです。
もうわかってきましたね。
塩分を取りすぎるというのは、体内にナトリウムがたくさん入ってくるということで、血液中のナトリウムが増えることにつながるんです。
そうすると当然血管は細くなって、血圧は上がります。
さて、ではどうすれば高血圧を予防できるのでしょうか?
「塩分取らなきゃいいじゃん」っていうのが常識ですよね。
お医者さんに「塩分を控えてください」といわれたお父さんのなんと多いことか。
でもよく考えてください。
すでに説明したとおり、血管の太さは塩分だけで決まるのではありません。
カリウムを忘れてもらっちゃ困るわけですよ。
少し統計的な話をすると、東北地方の人は血圧が高めです。
これは、寒い地方では昔から冬の保存食として塩漬けにしたものを多く食す文化があって、今でもやたら味付けが濃いからなんです。
食文化の都合上、塩分取りすぎの傾向になってしまうんですね。
しかし、青森だけは例外です。血圧低いです。
これはりんごがたくさん取れるからといわれています。
りんごにはカリウムが豊富に含まれていますからね。
※と思ってたら、最近のニュースで青森県の高血圧患者が急増しているという話を聞きました。最近はあんまりりんご食べないそうですね。。。(青森県民談)ちなみに、沖縄でもアメリカ型の食生活が普及した影響からか、肥満の人が増えてきてて、長寿の県の地位も危ういとか。
この例からわかるように、塩分を減らすことだけが血圧を下げる道ではありません。
カリウムの量を増やして、ナトリウム:カリウムの比率を正してあげることも、高血圧予防には効果的なんです。
こういうことを無視して、「高血圧→塩分減らしなさい」というマニュアルを信じてしまってはいけません。
ちなみに、高血圧の人の内、塩分を控えることで血圧が下がる人って、3〜4割だと言われています。
塩味は人間にとってすごく魅力的な味です。おいしいじゃないですか。
それを我慢するより、おいしいりんごを食卓に加える。
そんなプラスの発想の栄養学があってもいいと思います。
まあどちらにしても、味噌汁を薄めて全部飲んでしまうのは意味ないですけどね。
※高血圧は栄養学の観点以外にも原因になる要素はたくさんあります。腎臓の機能不全で血圧が上がっていることもあるし、前回のテーマで扱ったストレスも原因になりますね。なので、きちんと医師に相談する必要があります。それに加えて自己管理もきっちりやりましょう!
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